コンチェリア800社は、バケッタ製法を用いたタンニン鞣し一筋のタンナーです。バケッタ製法とは、イタリアのトスカーナ地方を発祥とする革鞣しの技術で、現在も限られたタンナーの熟練した職人によって、手作業で行われています。使われる革も、フランス産やスイス産などの最高品質のものに限られます。こちらのローファーにも使用しているシボ模様の革は、革の部位や加工方法によって、大きく目が粗いものから、肌目が細かく粒揃いなものまで、様々です。コンチェリア800のシボ革は、模様が細かく、凹凸も比較的小さいシボ革です。スムースレザーを履き慣れている方が、初めてシボ革を試しみる際にもお勧めです。履き込むほどに光沢感が増し、シボの表情が少しずつ変わっていく様を楽しむことが出来るのも特徴です。